015分で始める
まずはデモのビートを鳴らして、1つ音を差し替えてみましょう。
- アプリを開いたら、左上の ▶ を押します(パソコンなら Space)。デモのビートが鳴ります。
- パッド タブで、色の付いたパッドをタップしてみます。下の段に KICK・SNARE・CLAP・HAT などのドラムが集まっています。
- 空いているパッド(上の段)を選んで マイクをオン → ● REC で声や手拍子を録音します。もう一度押すと止まり、パッドに入ります。
- ドラム タブで、録った音の行をクリックしてリズムに置きます。
- 保存・使い方 タブの 曲をWAVで書き出し で、1本の音声ファイルにできます。
ヒント:音が出ないときは、一度画面をタップしてください。ブラウザは操作があるまで音を出さない決まりになっています。iPhoneは本体のマナーモードもオフにしてください。
02画面の見方(シンプル/プロ)
上から順に、操作パネル(再生・録音・BPM・パターン)、お知らせ欄、タブ、作業エリア。
- 右上の「シンプル/プロ」:シンプルはよく使う機能だけ、プロはすべての機能を表示します。スマホは最初シンプル、パソコンはプロで始まります。
- 🌐 言語:日本語・英語・中国語・韓国語など10言語に切り替えられます。
- 🌙 ボタン:白基調の明るい表示と、暗い表示を切り替えます(夜の作業向け)。
- お知らせ欄:操作の結果や次にやることが表示されます。迷ったらここを見てください。
- タブ:アレンジ/パッド/波形エディター/ドラム/ピアノロール/音作り/ステム/ミキサー/保存・使い方。スマホでは画面下に並びます。
03パッドに音を入れる・叩く
パッドは5×5の25個です。左下の4×4がドラム用で、MPCと同じく左下から並んでいます。上の段と右の列は、ループや声ネタなど自由に使える追加パッドです。
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音の入れ方
- マイクをオン → ● REC:その場で録音。「音が入ったら開始」にすると、声を出した瞬間から録れます。
- 音声ファイルを読み込む:手持ちのWAV・MP3などを入れます。
- 録音アプリで録る:スマホの録音アプリで録った音を取り込みます。
スマホでも25パッドが1画面に収まります。
右側でパッドごとに音量・パン・ピッチ、鳴り方、エフェクト3つを設定します。
パッドの色を変える
右側の パッドの色 から色を選ぶと、パッド・打ち込みの行・波形・ミキサーがその色になります。丸い色見本のほか、右端の四角から好きな色を自由に選べます。元の色 で戻ります。色はプロジェクトに保存されます。
鳴り方
| モード | 動き | 向いている音 |
| ワンショット | 叩くと最後まで鳴る | キック・スネアなど |
| ループ | 押すと回り続け、もう一度押すと止まる。「テンポに同期」で曲の速さに合わせる | ドラムループ・フレーズ |
| 押す間だけ | 離すと止まる | 長い音・効果音 |
叩く方法は、画面タップ、パソコンのキーボード(1〜5・Q〜T・A〜G・Z〜B・NM,./ が上の段から順に対応)、MIDIパッド、PlayStationなどのコントローラーが使えます。
04ドラムを打ち込む
音が入っているパッドだけが行として並びます。空きパッドも出したいときは「空きパッドも表示」にチェック。
- 描く ツールで、行の好きな位置をクリックすると音が置かれます。もう一度クリックすると消えます。
- 上の A〜H で8つのパターンを切り替えられます。パターンの長さは1・2・4・8小節から選べます。
- リアルタイムで叩いて録るときは ● REC(0)。カウントインのあと、叩いたタイミングが記録されます。「録音時にクオンタイズ」でズレを自動で直せます。
- 選択・移動 ツールでノートを囲んで、まとめて動かしたり、強さ(ベロシティ)を変えたりできます。
ヒント:1拍を192に分けた細かさ(192 PPQN)で記録しています。グリッドを「1 tick」にすると、ハネたノリや微妙なズレもそのまま打ち込めます。SWING でハネ具合も調整できます。
05アレンジで曲にする
ドラム・楽器・オーディオのトラックを横に並べて曲にします。オーディオの上には自動でコード名が出ます。
- ドラムの行をタップすると、今のパターンのクリップが置かれます。端をドラッグで長さ、ダブルタップで中身の編集です。
- +楽器トラック:シンセやピアノのトラック。行をタップで空のクリップを作り、ダブルタップでピアノロールが開きます。
- +オーディオトラック(最大16本):歌やギターの録音、音声ファイルを置く で曲やループを並べます。
- ルーラー(上の数字の帯)をタップで再生開始位置、ドラッグでループ範囲を決めます。
- +マーカー で「Aメロ」「サビ」などの目印を置き、ワンタップで移動できます。拍子(3/4・6/8など)も変えられます。
- A ボタン(プロ)で、音量・パン・センドのオートメーションを描けます。行をタップで点を追加、ドラッグで移動します。
- トラックの色:トラック名をタップし、下の設定の トラックの色 で色を変えられます。クリップやミキサーもその色になります。
06録音・テイク・パンチイン
- オーディオトラックの ● を押して録音待機にします(パッド画面で先に「マイクをオン」)。
- ● REC で、伴奏を聴きながら録音します。
- ループをオンにしたまま録ると、1周ごとに別のテイクとして残ります。クリップの「テイク」ボタンで一番いいものを選び、「このテイクだけ残す」で整理します。
- パンチイン をオンにすると、ループ範囲だけを録り直せます。1小節前から再生が始まるので、流れに乗って入れます。
選んだオーディオクリップには小さな□が出ます。上の角の□をドラッグでフェードイン・フェードアウト、中央の□を上下でクリップの音量です。
07ピアノロールとMIDI
下の欄でベロシティ、モジュレーション、ピッチベンドを描けます。
- 画面下の鍵盤、パソコンのキー(AWSED…、Z/Xでオクターブ)、MIDIキーボードで弾いて録音できます。
- MIDIファイルを置く で .mid を読み込み、MIDIファイルで書き出し で他のDAW(GarageBand、Cubaseなど)へ渡せます。
- 楽器トラックの設定で MIDI出力 を選ぶと、外部のシンセなどを鳴らせます(パソコン・AndroidのChrome)。
- 音色「パッドキット(ドラム)」を選ぶと、ピアノロールからパッドの音を鳴らせます。
08タッチ演奏とアルペジエーター
ピアノロール(スマホでは 鍵盤)タブの下にある演奏パネルで、指でリアルタイムに弾いて録音できます。
スケールモード:選んだキーとスケールの音だけが並ぶので、どこを押しても外れません。
- 鍵盤:ふつうのピアノ鍵盤。指をすべらせると次々に鳴ります(グリッサンド)。
- スケール:キー(C〜B)とスケール(メジャー・マイナー・ペンタトニック・ブルース・和風・琉球など11種)を選ぶと、合う音だけのパッドになります。色が濃いのが主音です。
- コード:そのキーの和音(Ⅰ〜Ⅶ、上の段は7th付き)を1タップで鳴らせます。「ベースも鳴らす」で低音も一緒に出ます。
- 複数の指で同時に押せます。押す位置が下ほど強い音になります。◀ ▶ でオクターブを変えます。
アルペジエーター
アルペジエーター にチェックを入れて和音を押さえると、1音ずつ分けて自動で弾きます。再生中は曲のテンポとグリッドにぴったり合います。
| 設定 | 内容 |
| パターン | 上昇・下降・上昇→下降・弾いた順・ランダム・和音を刻む |
| 速さ | 1/4〜1/32(3連符もあり) |
| 音域 | 1〜4オクターブに広げて弾く |
| 長さ | 1音の長さ(短くするとスタッカート) |
| ホールド | 指を離しても弾き続けます。次に押した和音に切り替わります |
- 演奏パネルの ● 録音 を押すと、選んでいる楽器トラックに録音が始まります(カウントイン付き)。
- 弾いた音はアルペジオの音も含めてそのまま記録され、もう一度押すと止まって新しいクリップになります。
- すでに打ち込んだ和音は、ピアノロールで選んで 選んだ和音をアルペジオに変換(プロ)で、あとからアルペジオにできます。
09音作り(シンセ・画像から音)
波形を指で描いたり、写真やイラストを読み込んで音に変えたりできます。
作った音は 空きパッドに入れる でパッドに入れたり、鍵盤で弾く で音階のある楽器トラックとして使えます。
10波形の編集・BPM合わせ・コード表示
範囲を選んで切り取り・コピー・貼り付け・フェード・ノーマライズ・リバース・ピッチや長さの変更。
- オーディオクリップは 波形を編集する(またはダブルタップ)で開きます。
- テンポ:自動検出 で元のBPMを調べ、曲のBPMに合わせる で音程を変えずに伸び縮みさせます。1拍目を小節線に合わせる で頭もそろいます。
- コード:取り込んだ曲のコード(7th・9th・11th・13th・オンコードまで)が自動で表示されます。
11ステム分離(AI分離を含む)
曲をボーカル・ドラム・ベースなどに分けて、パッドやオーディオトラックに入れます。
- 2分割・4分割・8分割:音響処理による手軽な分離。すぐ終わります。
- AI 4分割(高精度):Meta社のDemucsを端末の中で動かします。初回だけ約100MBをダウンロードし、ブラウザに保存します。GPU(WebGPU)がある端末では速く、ない端末では時間がかかります。
注意:AI分離のモデルは「個人利用・研究目的のみ」の条件で公開されています。商用の制作には使えません。使う前に画面の説明を読み、同意のチェックを入れてください。音はどこにも送信されません。
12ミキサーとエフェクト
トラックごとにEQ・コンプ・エフェクト2つ・センド、出力先(マスターまたはバス)。
- EQ:ローカットと3バンド。コンプ:GRメーター付き。
- バス:+バスを追加 で、複数のトラックをまとめてEQ・コンプ・エフェクトをかけられます。
- センドA(リバーブ)/センドB(ディレイ):トラック共通の空間系です。
エフェクト66種の例
| 分類 | 主なエフェクト |
| ピッチ | ピッチ補正(ケロケロ・キーとスケール指定)、ハーモナイザー、ピッチシフター、オクターバー |
| リバーブ | アルゴリズムリバーブ(高品質)、シマー、ホール、プレート、スプリング、ゲートなど |
| ダイナミクス | リミッター(トゥルーピーク)、コンプ、トランジェントシェイパー、ノイズゲート、ディエッサー、M/Sイメージャー |
| 歪み・色付け | テープサチュレーション、エキサイター、レコード(ローファイ)、オーバードライブ、ビットクラッシャーなど |
| モジュレーション・ディレイ | コーラス、フェイザー、トレモロ、テンポディレイ、ピンポン、テープエコーなど |
ヒント:スライダーはダブルクリック(ダブルタップ)で初期値に戻ります。
13エフェクター(オンラインエフェクター)
マイクやギターの音にリアルタイムでエフェクトをかけたり、音声ファイルにエフェクトをかけて書き出したりできます。インストール不要のマルチエフェクターとして使えます。
左が入力・出力・チューナー、右がペダルボード(6つまで、上から順にかかります)。
マイク・楽器にリアルタイムでかける
- エフェクター タブで「マイク・楽器(リアルタイム)」を選び、▶ エフェクターを入れる を押します(初回はマイクの許可が出ます)。
- ヘッドホンをつないでから モニター をオンにすると、エフェクトのかかった音が聴こえます。
- 右のプリセット(クリーン、クランチ、ハードロック、ファズ、アンビエント、ボーカル、ケロケロ声、ロボット声、ハモリ声、ラジオ、ローファイ、ベース)を選ぶか、FX1〜FX6 に66種類のエフェクトから自由に並べます。
- ● かけた音を録音 で、エフェクト後の音を録れます。録った音は WAV保存・空きパッド・オーディオトラックに送れます。
ヒント:チューナー付きです(ギターの6弦すべてで ±1セント以内を確認)。「バイパス」でエフェクトなしの音とすぐ比べられます。作った組み合わせは名前を付けて「保存」しておけます。
注意:スピーカーで鳴らすとハウリングします。ギターやベースはオーディオインターフェース経由でつなぎ、ヘッドホンで聴いてください。Bluetoothイヤホンは遅れが大きいので向きません。
音声ファイルにかける
「音声ファイル」を選んでファイルを読み込み、▶ ループ再生で試す で聴きながら調整します。エフェクトをかけて書き出す を押すと最高音質で仕上げ、音割れしないよう −1 dBTP にそろえて保存できます。
14保存と書き出し
WAVの形式、サンプルレート、音量(LUFS)を選んで書き出します。
- プロジェクトを保存(.json):音・パターン・アレンジ・ミキサーがすべて入ります。続きはこのファイルを開けば再開できます。
- 曲をWAVで書き出し:24bit(おすすめ)、32bit float、16bit(ディザー付き)。音割れしないよう、最後に −1 dBTP のリミッターがかかります。
- 音量:「−14 LUFS(配信サイト向け)」などを選ぶと、その大きさにそろえて書き出します。書き出し後に実際の LUFS とピークが表示されます。
- ステムをZIPで書き出し:トラックごとのWAVを、頭をそろえてまとめて書き出します。他のDAWにそのまま並べられます。
15ショートカット一覧(パソコン)
| キー | 動作 |
| Space | 再生/停止 |
| 0 | 録音(● REC) |
| Esc | すべて停止 |
| 1〜5 / Q〜T / A〜G / Z〜B / N M , . / | パッドを叩く(画面のパッドと同じ並び) |
| A W S E D F T G Y H U J K | ピアノロール画面で鍵盤を弾く |
| Z / X | ピアノロール画面でオクターブを下げる/上げる |
| ホイール / Shift+ホイール | 拡大縮小/左右に移動 |
| Alt+ドラッグ | グリッドに吸着させずに動かす |
16困ったときは
音が出ない
一度画面をタップしてください。iPhoneは本体のマナーモードをオフに。Bluetoothイヤホンは少し遅れて聞こえることがあるので、録音のときは有線をおすすめします。
マイクが使えない
ブラウザのアドレスバーの鍵マークからマイクを「許可」にしてください。アプリ内のプレビュー表示ではマイクが使えない場合があります。
MIDI機器がつながらない
MIDIはパソコンとAndroidのChrome/Edgeで使えます。iPhone・iPadのSafariは対応していません。
AI分離のダウンロードが止まる
通信環境の良い場所でやり直すか、「モデルファイルを選ぶ」から、npmの demucs パッケージに入っている htdemucs.onnx を指定してください。
前に作ったプロジェクトのパッドの位置が変わった
ドラムのパッドを左下に集める変更に合わせて、古いプロジェクトは開いたときに自動で新しい並びに移し替えます。音や打ち込みはそのまま残ります。